2011年6月10日金曜日

【緊急報告】Web利用のプラットフォームが急激に変わってきています。

先日、大阪にて地元企業の方々を対象に小規模ながらWeb活用セミナーを実施しました。
そこではWebサイトのアクセスアップのための検索エンジンについての基礎から、SEO対策を含め、Twitter、Ustream、Facebookを始めとしたソーシャルメディアの活用事例等々を入口程度ですがご紹介しました。
このセミナーで私自身が特にお伝えしたかったのは、ユーザがインターネットを使うプラットフォームが急激に変化してきているということです。これまではインターネットはパソコンとブラウザーの組み合わせで使うのが当たり前。メールはケータイでさらっと書くというのが一般的でした。ところが、スマートフォンの登場と普及が進み、ここ数ヶ月を見ただけでも急激に環境が変わってきています。以下はセミナー当日使いましたスライドで、私のブログにアクセスされたOS別のページビューグラフです。

左側は昨年末2010/11/1から今年の3/2までのもので、これを見るとモバイル系ではiPhoneとiPadが合わせても6%のシェアでした。それが直近の一ヶ月になると、突如Androidが存在感を高め、iPhone、iPad、Androidで全体の12%のシェアになっています。私のブログはついさっきまでスマートフォンに最適化していませんでしたが、それでも一挙に非PCによるアクセス割合が高まっていました。
スマートフォンはさらに普及して行きますので、間違いなくこの動きはさらに加速して行きます。私のご提案はコンテンツが多いページをお持ちの会社や、データベースと連動されたサービスをサイトでご提供されている会社は、スムーズにスマートフォンに最適化したサイトを構築することをお勧めします。サービスが多岐にわたる場合にはある程度特化したアプリを制作されることも解決法かと思います。

2011年6月1日水曜日

"The Museum of Me" のもたらす感動

今日、FacebookでIntelがリリースした"The museum of me"というアプリを使ってみました。感想は「感動した」の一言です。このアプリは自分のFacebook上の友達や、アップロードした写真、「イイネ」をしているファンサイトを仮想の美術館上で展示するというものです。これだけ聞くと「ふうーん、そういうこともできるわな」と思われるでしょう。でも、ヴァーチャルとはいえ、実際に近代的な美術館でモダンアートのごとく友達のアイコンが展示されていたり、マルチスクリーンで自分のお気に入りのアーティストのPVが映っているのをみると鳥肌が立つくらい感動を覚えます。それもそのはずで、Facebook上でお付き合いしているのは普段から大事にしている本当に価値観の合う人々で、それが特別な空間で展示されているのですから、自分の好きな芸術家の作品展を観る以上に自分の内側からの意識と共鳴します。身近な例でいうと、家族のスナップ写真を小綺麗なフォトフレームに入れるだけで、何か特別な瞬間をとらえたように感じるのと同じかと思います。
普段何気なく接しているものも、工夫次第でこんなに心に響くものに変心するのかと、プロデュース力の大切さを思い知りました。