今日は1月10日。もし、私が「今年も残すところ、あと345日となりました」と言うと、「はぁ?たった10日しか経っていないのに、何言ってるの?」と、皆さんはきっと思われることでしょう。ところで皆さんの中で、新年を迎え「心機一転、今年は新たに○○を始めよう!」と思ってはいるものの、「まだ時間があるから、また後で。大丈夫、大丈夫。」という方は少なくないのでは?
誰もがみんな、1年という時間を有意義に使いたいですよね。でも、「なかなか取り掛かる気になれない」というときに、わざと自分に焦りを感じさせて、「はよ、始めんと!」と急き立てる数字トリックをご紹介します。それは、お正月から無為に費やした日数を分数にして考えることです。
例えば、今日は1月10日です。2014年のお正月から今日までに過ごした日数は、言うまでもなく10日間。これを年間の割合として分数にして考えると、10÷365で10/365(10分の365)となります。この10/365を約分すると、概ね1/37(37分の1)となります。つまり、10日間は1年という期間を37個に分けた、その一つ分になります。今年に入って、1年を37個に分けた1つ分の時間を既に使ってしまったことになります。つまり、これをあと36回繰り返したら、1年が終わってしまうことになります。こうして分数にしてみると、同じ10日間に対して全く違った印象を受けます。ちなみに、これがパーセンテージだと、10日間は1年の約2.7%となりますので、「まだまだあるわ」という風に受け取れるから不思議です。
特に最初の数日は分母の数字が恐ろしい勢いでガンガン減っていきますので、さらに焦りを感じさせてくれます。つまり、1月1日の1日に占める年間の割合は1/365。2日間だと2/365で約1/183。3日間だと1/122。そして4日間だと分母は既に2桁となり、1/91となります。1/365→1/183→1/122→1/91。何とも急激な変化です。
怠け者の私は、この考え方で自ら鞭を打ち、このブログを再開しました。ついつい先延ばしになってしまう新たなチャレンジ。今こそ分数思考で始め時です。
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