2014年1月11日土曜日

怪しい連絡先は先ず番号をググるが鉄則

私の親のところに架空請求詐欺のメールが来ました。私から見るといかにも詐欺詐欺しい文章なのですが、まあ高齢の人にはもっともらしくも見えますので、「ひょっとしたら、何か登録して退会するの忘れてるのがあるのかな・・」と、本人も正直かなり不安げで相談を受けました。幸い、先に私に連絡してくれたので被害は未然に防げました。

架空請求メールの見分け方について、社団法人日本調査業協会さんが以下のポイントをあげてくれていますので、非常に参考になります。

  • まったく身に覚えのない内容メール
  • 調査会社から「第三者から身辺調査の依頼を受けた」などという内容のメール
  • 宛名がないメール
  • 携帯電話からのメール
  • 抽象的な内容のメール
  • 最終通告という内容のメール
  • 「発信者端末電子名義認証」「電子消費者契約法」という言葉のあるメール
  • 「弊社は法的手続き、和解手続の代行を行っている調査会社です」という内容の言葉のあるメール
  • 「お勤め先、第三者への満額請求となります」という言葉のあるメール

とは言え、注意はするものの、やっぱり不安は残ります。最も簡単に詐欺であることを確信できる方法は、連絡をよこせという電話番号を検索することです。すると、検索結果から「詐欺注意」という言葉が多数見つかります。

鉄則は電話の前に先ずその番号を検索です。

2014年1月10日金曜日

年の初め、分数で考えると「今年こそは!」がサッサと始められる(かもね)

今日は1月10日。もし、私が「今年も残すところ、あと345日となりました」と言うと、「はぁ?たった10日しか経っていないのに、何言ってるの?」と、皆さんはきっと思われることでしょう。ところで皆さんの中で、新年を迎え「心機一転、今年は新たに○○を始めよう!」と思ってはいるものの、「まだ時間があるから、また後で。大丈夫、大丈夫。」という方は少なくないのでは?

誰もがみんな、1年という時間を有意義に使いたいですよね。でも、「なかなか取り掛かる気になれない」というときに、わざと自分に焦りを感じさせて、「はよ、始めんと!」と急き立てる数字トリックをご紹介します。それは、お正月から無為に費やした日数を分数にして考えることです。

例えば、今日は1月10日です。2014年のお正月から今日までに過ごした日数は、言うまでもなく10日間。これを年間の割合として分数にして考えると、10÷365で10/365(10分の365)となります。この10/365を約分すると、概ね1/37(37分の1)となります。つまり、10日間は1年という期間を37個に分けた、その一つ分になります。今年に入って、1年を37個に分けた1つ分の時間を既に使ってしまったことになります。つまり、これをあと36回繰り返したら、1年が終わってしまうことになります。こうして分数にしてみると、同じ10日間に対して全く違った印象を受けます。ちなみに、これがパーセンテージだと、10日間は1年の約2.7%となりますので、「まだまだあるわ」という風に受け取れるから不思議です。

特に最初の数日は分母の数字が恐ろしい勢いでガンガン減っていきますので、さらに焦りを感じさせてくれます。つまり、1月1日の1日に占める年間の割合は1/365。2日間だと2/365で約1/183。3日間だと1/122。そして4日間だと分母は既に2桁となり、1/91となります。1/365→1/183→1/122→1/91。何とも急激な変化です。

怠け者の私は、この考え方で自ら鞭を打ち、このブログを再開しました。ついつい先延ばしになってしまう新たなチャレンジ。今こそ分数思考で始め時です。



2014年1月9日木曜日

カツラは禿げる前からかぶろう

一定の年齢になると、髪の毛が薄くなってしまうことは自然の摂理として仕方がないことだと思います。ご存知のとおり、古来よりカツラはそれを補う手段として用いられてきました。特に女性と違い男性用のカツラは、ハゲ隠しとしてある種日陰の商品として、ずっと位置づいてきました。ちなみに男性用カツラを取り扱うお店は、必ず雑居ビルのエレベータに乗る必要がある階にあると聞きました。つまり、カツラを扱う店に入ることすら何かしら恥ずかしいという真相心理を表しています。

それにしても、別に悪いことをしている訳でもないのに、隠しているという不必要に後ろめたい気分を持つより、何事もオープンにした方が楽しいのではと考える私は、カツラについても違った考え方を持っています。

最近は中年を超えてもオシャレな男性がずいぶん増えています。そこで男性もカツラをハゲを隠すために使うのではなく、むしろ髪の毛にまだ余裕があるうちから、攻めのファッションとして、どんどん着用したら良いのではと考えています。すると、何も隠している訳ではありませんので、「カツラってバレたらいやだな・・」という気は一切起こりません。そうして普段から衣服を着替えるのと同じように、様々なタイプのカツラを気分やTPOに合わせて付け替えることで、自然とこの人はこういうオシャレを楽しむ人なんだと周りからは認識されます。そして、いざ自身の髪の毛が本当に薄くなったときにも、当たり前にカツラを付けることに対する抵抗が無くなり、周りの人達もいちいち気にさえしない状況になるのではと考えます。

さらに、男性がオシャレとしてしてカツラを積極利用することの副次的効果として、新たに男性用ファッションカツラ産業というのが成長するかもしれません。カツラのように繊細な商品は手先が器用でハイテクが得意な日本ではきっと素晴らしい商品が生まれてくるに違いありません。すると、それが世界で認められて、新たなCool Japanプロダクトとして輸出産業にまで発展していく可能性も真剣にあるのではと期待が膨らみます。

現在、私はFacebookの趣味の欄に「育毛」と記入していますが、その欄を「カツラファッション」と書き換える日はそう遠くありません。


2014年1月8日水曜日

読書の消化吸収を助ける3つのヒント

私の場合、特に意識している訳ではないのですが、仕事で調査やコンサルをやっているため、人より多くの本を読んでいるみたいです。Facebookで読んだ本の感想を書くせいか、久々に会う友達からよく、「凄い数の本を読んでるねー」と言われることが何度もありましたので、多分そうなのでしょう。改めてAmazonの購買履歴やらからザックリ数えたところ、昨年一年間はプライベートで50冊、仕事関連で50冊、計100冊くらいは読んだようです。
私は速読法は全くできません。ただ、本に書いてあることを少しでも効率的に吸収したり、引用したりするために、意識していることが3つだけありますので、何らかのお役に立てばと思い紹介します。


1.目次を時間を掛けてじっくり読み、一旦妄想する。
当たり前ですが、ほとんどの本は目次があります。先ず始めは、この目次を最初から最後までさーっと目を通します。次は、また目次の最初に戻って妄想を始めます。「この目次の言葉からすると、こういうことが書かれているんじゃないかな?」みたいなことを想像します。それを目次に書いてある各項目毎にやると、自分の中で読む前からその本について、勝手シナリオみたいなものが出来上がって、「ここが面白そう!」っていう章も浮かび上がります。つまり、書き手の立場になって、「こういうことが伝えたくて書いてるのではないだろうか?」と、あたりを付けます。実は意外と、この勝手シナリオや推測が当たらずとも遠からずのことが多く、それをあらかじめ持っているだけで、本文を読み進めるのが非常に楽になります。そして、もう一つのメリットは本文を読み進めいているうちに、妙に難しかったり、つまらないところに出会った場合も、面白そうなところは先にあることを知っているので、そこを割り切って飛ばしてしまうことに躊躇しなくなります。つまり、本の途中で挫折したり、無駄に停滞したりすることがなくなります。


2.付箋を張りまくる
一冊の本に書いてあることを丸ごと頭に残すようなことは、私のような凡人には到底不可能です。そのために重要な箇所に線を引くという方法もありますが、私の場合は本に線を引くのは勿体なくて気が引けます。それに、重要と思って線を引いた場所も、読み進めているうちにさほど大したことなかったりして、気が付けば本が線だらけになって、何が何やら分からんようになることもありますよね。そんなときは、やはり付箋が便利です。私が使っているのは、下の写真にあるように貼り付ける部分が透明なもの。100円ショップで売ってます。これだと、付箋を貼っても文字が付箋に文字が隠されるうっとおしさがありませんので、ドンドン貼っても大丈夫。それに、あとから重要じゃなかったなと思うページは付箋をはがしていけば、さらにポイントが絞れます。ちなみに、このタイプの付箋は薄いのでシオリとして本に挟み込んでおけば、別に持って歩く必要がなく便利ですよ。



3.感想をシェアする。
学んだことを理解して、記憶を定着させるのは、人に説明することが一番!「でも、説明なんて難しいし、恥ずかしいわ」と思われる方は多いでしょう。ここで、上の付箋が役に立ちます。付箋を貼りつけたページだけをもう一回読みます。すると、自分の心に残ったポイントが勝手に拾えるようになっています。後はこれをまとめて、Facebook等のSNSでシェアするだけ。SNSで親しいグループの友達ならば本について説明する気恥ずかしさも大したことはありません。シェアするときのポイントは限りなく短くまとめること。基本は、よく言われるエレベータートークと同じ要領です。自分が伝えたい相手にエレベーターのドアが閉まってから開くまでの時間で説明できるくらいの分量で、これはどんな本で、何が印象に残ったかを書きます。本当は自分でまとめノートを作るのがベストかと思いますが、何かとさぼりぐせのある私の場合、「人に説明しなきゃ」という状況を自分で作り出して、「えーと、何がポイントだったけかな」と咀嚼する努力をすることにしてます。それに、シェアすることで偶然に同じ本を読んだ友達から、違う観点でのコメントをもらい、立体的に中身を把握できることもあります。


いかがでしょう?よろしければ、皆さんも一度お試しくださいませ。

2014年1月7日火曜日

月をおいかけるGoogleデータセンターから学ぶ、グローバルな視点の重要性 

たまたま仕事でデータセンターの最新動向を調べていたら、「グローバルにものごとを考える」とは、まさにこういうことだなという事例に出会ったのでご紹介。

あらゆるネットサービスの要となるデータセンターはごくごく簡単に言うと、数えきれないほどのサーバーとネットワーク機器で構成されており、当然ながらそれらを動かすには相当の電力が要る。さらに悪いことに、それらの機器は熱を発するため、冷却用の空調設備も加わり、データセンターの消費電力は膨大なものとなる。つまり、この業界ではコストの面からも、環境保護の面からも、いかに消費電力を減らすかということが重要な課題となっている。その課題を乗り越えるため、各社はデータセンターを寒冷地に設置する、サーバーを水冷式にする等々、それぞれに最先端技術を導入しながら知恵を絞りあっている。

そんな中、Googleの課題に対するアプローチがひと際印象に残った。当然ながらGoogleは世界中にデータセンターを所有しており、それぞれの拠点で様々な節電対策を実践してる。そしてさらに、Googleは世界中にデータセンターがあることで、電力消費量削減へ一つの画期的なアプローチが検討可能になる。それは、データセンターを外気温度が低くなり、電気代が安くなる夜間だけ稼働させること。世界中にデーターセンターが存在すると、必ず拠点は昼の状態と夜の状態が混在している。つまり、日が暮れたらデータセンターを稼働させ、日が昇るころには稼働を停止させて、別の夜となった場所にあるデータセンターを稼働させる。そして、それを世界規模で順番に繰り返すことで、シームレスにサービスを提供し続ける。これを夜を月になぞらえて、「Follow the Moon(月をおいかける)データセンターマネジメント」と言うらしい。当然ながら技術的な課題があるので、どこまで実現されているのかはネットの情報からだけでは確認できなかったけど、この世界分業による最大効率化という発想が素晴らしい。

我々はついつい無意識のうちに、条件を頭から決めてしまって、目的と手段を取り違えて、本質を見逃してしまうことが多々ある。データセンターの例で言うと、課題の本質はトータルで電力消費を下げること。それがいつの間にかサーバールームをどうやって冷やすか、水冷か?空冷か?といった手段の議論に終始してしまいがち。
実は自分たちが必至で悩みこんで熱くなってしまっている問題も、一旦深呼吸して、スーッと地球が丸く見えるまで目線を引いて改めて眺めてみると、全く違う冷やし方が見つかるかも知れない。

出展:http://www.google.com/about/datacenters/inside/locations/index.html

宣誓

昨年は一度も書かなかったこのブログ、今年は再開します。
それも、毎日書きます。




前川純一

2012年11月17日土曜日

自分達の未来は自分達で創りたい


衆議院が解散しました。
一部の方にはお話しておりましたが、以前から私は次の衆議院選挙に立候補したいと思っていました。ただ、あまりに急な解散だったので、個人的にはタイミングが悪く実際に行動することは非常に困難な状態となっています。

それでも、いや、むしろそれだからこそ、
今の自分の思いだけは書き留めておきたいと思います。

私はどこの党にも所属するつもりはありません。
なぜなら自分自身が心から賛同する党などありませんし、
選挙に勝ちたいからという理由で勝ち馬に乗るために党の意見を優先し、
自分の考えをねじ曲げてしまうような卑しいことはしたくないからです。

私が一番やりたいのは日本の閉塞感を打開すること。
全ての人に、自分の責任のもとに努力すれば、必ず良い方向に向かっていくという
実感を持ってもらいたいのが私の願いです。

子供のころから、日本の政治はダメだダメだと聞き続けてきました。
そしていつしか大人になると、同じように育った友達達も口をそろえて、
ダメだダメだと言うようになりました。
そう、私も確かにこれではダメだと思います。

でもダメだダメだと言うだけだったら何も変わりません。
だったら、人に頼れないんだったら、大人なんだから人のせいにしてばかりないで
自分でやってみるしかないなと思うのです。

「政治家になりたいと思う」と話すと、それを聞いたほとんどの人は顔をしかめます。なぜなら、普通の人がいくら職業選択の自由だと言っても、単に勉強したり、努力するだけでは着ける職業ではないと知っているからです。

政治家になるは三つのバン(地盤、看板、鞄)が必要とよくいわれます。
一つ目の地盤は選挙区内の支持者の組織を指します。
二つ目の看板は知名度を意味します。
三つ目の鞄は札束が入った鞄、つまり多額のお金そのものです。

どう考えても、こんなのが全て揃っている普通の人なんて居るはずがありません。
だから、大多数の人々が現在の政治家に対して「特定の恵まれた環境に居る別世界の人」というイメージを持ってしまうのは仕方のないことだと思います。
そして、さらにマスコミが描き出す政治化像も手伝って、自分達には全く関係のない権力者層というのを自分達で勝手に想像し作り出しているのではないでしょうか。
つまり、自分達とは違う人達。政治をするのはそんな人達だ。
だから、自分達では国づくりには参加できない、自分達では国を変えられないという思い込みが深く根付いた状態となっているのではないでしょうか。

私は実はこれが、本当の意味で日本に閉塞感を作り出している元凶だと思っています。そして同時に、自分達もこんな条件だったらどうせ無理だと諦めて、思考停止してしまっているのではないかと感じています。

でも、本当に国づくりに参加することはできないのでしょうか?
本当に当選に必要とされるこれら条件は絶対なのでしょうか?

最初の地盤について、純粋に候補者を応援する組織があることは素晴らしいことと思います。
しかし、既存の団体の場合、なぜその候補者を支持するのでしょう?
それは、その団体にとって候補者が当選した場合、有利にことを運んでもらえるからという期待からであることはすぐに理解できると思います。
つまり特定の団体に便宜を図ること、これは本当の民主主義でしょうか?

次の知名度については努力を積み重ねた結果、自然と高まる名声は間違いなく誇らしいことです。
しかし、ただ有名であることは本当に信頼が置けるということでしょうか?
身近なビジネスの世界では雪印という企業がありました。NOVAという英会話教室もありました。そしてアメリカにはエンロンという企業がありました。
いずれも、それぞれ業界トップの会社でしたが、あっさりとその存在は消えてしまいました。
名前を良く知っているから、テレビでよく見る人だから、それが本当に民主主義を
進めていってくれる条件なのでしょうか?

最期のバンである鞄、つまりお金。正直、これが一番やっかいなモノだと思います。
有権者に賄賂としてお金を配るということをしなくても、選挙に出るだけで莫大なお金がかかります。
衆議院選挙の場合、立候補するためには供託金というお金を納めないといけません。この供託金というお金の額はなんと、300万円/人です。
確かにこれは有効投票総数の10%以上の票を集めると返納されます。
しかし、逆にその数に満たない場合、例えば有効投票数の9.5%だと300万円は戻ってきません。
普通の人にとって300万円というお金はとても直ぐに用意できる額ではありません。そして、当然ながら簡単にダメだったからと言って諦められる額でもありません。
何でこんなものがあるのか?それは選挙による売名や立候補乱立を防ぐためとだそうです。
では、民主主義の国ではこれは当然必要とされているものなのでしょうか?
実はアメリカ、ドイツ、イタリアには供託金制度はありません。
イギリスにはありました。額は9万円でした。カナダもありました。額は7万円です。
さて、これらの国々では選挙のたびに混乱し、日本よりも劣った民主主義になっているのでしょうか?
決して、そうは言えません。
それに供託金だけではなく、選挙事務所を設立するとしたらどんどんお金が必要になります。名前を連呼する選挙カーにだってお金がかかります。

この当選に必要とされる三つのバンは民主主義を押し進める個人の資質とは全く関係がなくむしろ、邪魔をしている要素であることは明らかです。
だったら、この3つのバンがなくても、知恵と工夫で何とかやりようがあるのではと私は考えます。つまり、誰もが参加しうる全く新しい方法で選挙に臨めないかと考えます。

例えば、時代の変わり目には、鍵となるテクノロジーが必ず存在します。
羅針盤によって大航海時代が始まり、活版印刷技術の発展でそれまで特権階級しか手にできなかった書物が普及しヨーロッパに宗教革命をもたらしました。
現在、私たちは情報を瞬時に入手できるインターネット、そして世界中の人と瞬時に繋がることができるソーシャルメディアを手にしました。
私はそれらがもっと、国づくりに活かされるべきだと思っています。

地盤や知名度はなくても、自分の考えに共感を持ってもらえる人々に直接メッセージを伝えることができるのではないかと。
そして、さらに一方的に伝えるだけでなく、もっと多くの人からも意見を聞くことができるのではと。
高いお金を出して選挙カーを借りて、人を雇ってまで迷惑であることを知りつつ赤ちゃんが寝ている横を大声で名前を連呼しながら走り回るのではなく、もっと上手に自分を知ってもらうことができるのではと。
しかしながら、日本では選挙におけるインターネットの利用やソーシャルメディアは公職選挙法に違反するとされています。
私はあえて、これらの問題を世の中に問いたいと思っています。

例えば、選挙に出るだけで300万円もお金がいること。
選挙運動にインターネットは使えないということ。
本当にこんな制度でいいですか?これが日本が良くなるために必要なルールですか?と。
ここから変えないと、結局は参加すべき人が参加できず、何にも変わらないのでは?ということを。

おかしいと思うことは、おかしいと思う人の手によらないと治りません。
なぜなら、これまでの人々はおかしいルールで勝ったのですから、その人達にとっては正しいルールだからです。自分にとって正しいルールを誰もあえて変えるはずはありません。

私にとって政治家を志すことは手段の一つであって、目的ではありません。
私が政治に参加することで、誰もが国づくりに参加することができるということを実感するきっかけや、変化を起こすことができるということを、みんなに知ってもらいたいのです。それさえできれば、同じような、決して特別でない境遇にいる、私よりもっともっと優秀な人々が、「あいつでも出来るんだから俺もできるに違いない」ということに気づいて、どんどん後に続いてくれるのではと信じています。

今、日本の閉塞感を打ち破るために一番必要なのはイノベーションであると私は思っています。イノベーションと言っても何も特別なことではありません。

私が全ての人に伝えたいことはとてもシンプルです。
これまで当たり前だと思って気づかないうちに諦めていたり、許容してしまっていた自分達の思考や行動を制限する社会システムは捨ててしまう必要があること。
そうすることで、未来は単に誰かを選んで任せるのだけではなく、自分達で創っていけるのだということ。

Let's do it. 私たちから始めましょう。

前川純一

2012年5月1日火曜日

しゃがむこと

約3ヶ月ブログを書くという活動を休止していました。
「継続は力なり」とはその通りだと思います。
でも、単に続けるだけではなく更なる高みに至るには、ぐっと力を溜め込むことも必要なのではと、あるときに思いました。ちょうど、ジャンプをするときに深くしゃがみ込むように。

そろそろ、伸び上がりたいと思います。





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2012年1月21日土曜日

Appleが次に革新する世界は「教育」そして「出版」

Appleが現地時間1月19日に新製品発表のスペシャルイベントを開催した。これまで、このスペシャルイベントでは毎回、Steve Jobsによって驚かされっぱなしであった。残念ながら彼はもうこの世には居ない。今回のイベントでは驚かせて欲しいという観点からは、やはり少し寂しさがあった。

それでも、今回のイベントで発表されたものは新たなディバイス(機器)ではないが、私としては非常に印象に残るものだった。

今回、Appleが新たに再発明(reinvent)しようとしているものは教科書。そして、教育・学習のあり方だった。

今回のイベントでは確かに、教育という現場で多数を占める「学ぶ側」が手にする教科書について、そのインタラクティブさを中心に多くが訴求されていた。iPadをインフラとした多くの画像や動画が活用された教科書の登場は、利用者にとって非常に歓迎されるものだろう。

意外と日本では知られていないがアメリカの教科書は、本当にでかくて重い。私は高校と大学院での教育をアメリカで受けた経験がある。事実、私が教科書を運ぶために使っていた鞄は普段日本では登山用に使っていた非常に大型のリュックだった。

アメリカのハイスクールではそのような分厚い教科書を何年にもわたってこれまで使ってきた。これでは毎日ちゃんと家に持って帰って予習復習をする訳はない。ひょっとしたらこれがアメリカの教育水準の向上にとってハードルとなっていたのかもしれない。

しかし、iPadをこれまでの教科書代わりに使うことは特段目新しいことではない。シンガポールなど教育先進国ではずっと先に全面導入を決定している。

私が注目しているのはむしろ、教科書を使う側ではなくて作る側のツール。もう少し別の言い方をすると出版する側ツールだ。AppleはiBooks Authorという新しいアプリケーションを発表し、その提供を開始した。それも無料で。このソフトは何も教科書を作るだけに限定されていない。つまり、いかなる分野の電子書籍も簡単に制作することができるように作られている。これで一挙に自分の本をつくり多くの人に提供するというハードルが下がった。

Appleは過去に、iPhoneアプリ開発においてDevelopers Kit を提供し、さらに簡単に作ったソフトを売る場所を提供することで、アプリの数を飛躍的に増やす事に成功し、結果的にそれらアプリに魅力を感じてiPhone利用者がさらに増える結果となった。

今回は書籍の番だ。ソフトウェア開発に比べて書籍を作ることはさらにハードルが低い。これまで紙の世界では例えごく少ない部数でも、自費出版するとなると最低でも何万円もした。これが自分が人に提供できるコンテンツさえ持っていれば限りなくゼロに近い費用で可能となる。

しかし、だからと言って、何でもかんでも出版されてしまってはAppleとして品質の管理がとてもできない。だから、これまで人に伝えることを得意とし、知的レベルも高い教える側の人に先ず電子書籍を作ることに参加させ、裾野を広げつつ電子書籍として質の高いコンテンツ充実を図ろうとしているのだろう。

それにしても、自分でほとんど費用を掛けずに簡単に電子書籍をつくり、出版ができる。こんな素晴らしい時代がつにやった来た。

今回も、Appleの時代を変えるすごさに敬意を表する。








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2012年1月19日木曜日

Facebook社CEOザッカバーグを発言させたSOPA・PIPAの重み

今朝、ザッカバーグ(Facebook社CEO)が自らFacebook上のフィードで発言していることに驚いた。それは抗議のためのWikipediaの一時停止にも繋がった、オンライン海賊行為防止法案「Stop Online Piracy Act(SOPA)」および「PROTECT IP Act(PIPA)」への反対の表明であった。彼の発言の原文は以下のとおり。
"The internet is the most powerful tool we have for creating a more open and connected world. We can't let poorly thought out laws get in the way of the internet's development. Facebook opposes SOPA and PIPA, and we will continue to oppose any laws that will hurt the internet. 
The world today needs political leaders who are pro-internet. We have been working with many of these folks for months on better alternatives to these current proposals. I encourage you to learn more about these issues and tell your congressmen that you want them to be pro-internet. "
以下、拙訳。
「インターネットはもっとオープンで繋がった世界を創り出すために、我々が持っているもっとも強力なツールである。我々ははこのよく考えらもせずに作られた法律でインターネットの発展を邪魔させてはならない。FacebookはSOPAとPIPAに反対し、インターネットを阻害するようないかなる法律に対して反対し続ける。 
今日の世界はインターネット肯定派の政治指導者を必要としている。私たちはここ数か月間、多くのこれら関係者たちと現在提案されている法案に代わる、より良い案について協議している。私は皆さんがこれらの問題について、より理解を深め、みなさんの代表である議員にインターネット肯定派となることを伝えてほしい。」
私が驚いたのは、ザッカバーグは単に抗議を唱えるだけでなく、読者に連邦議会の議員に対してインターネット肯定派(pro-internet)となる行動をすることを求めていることである。アメリカ人のほぼ全てが利用しているといっても過言でないFacebookの代表がこのような発言をすることには非常に大きな意味があると考える。

ザッカバーグはこれまで沈黙を続けていた。おそらく、自らが作り出したソーシャルメディア上での発言の影響力を認識し、自重していたと思われる。それが今回、明確に反対の意思とアクションを求める発言をしたことで、利用者は一斉に反法案側に活性化すると考えられる。それほど危機感を募らせていたのだろう。

今回の一連の件は、情報がこれまで通りコントロールできる・されるべきと信じている社会層と、情報を自由に世界中に発信できることが人類の権利と認識している層との闘争となる。これまでに無かった新たな闘争である。

まさに今が、新たな時代の変わり目に位置していることを実感する。しっかり目を見張って進展を見届けたい。


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どうマスコミと付き合うべきか

今日、元横浜市長の中田宏さんが書いた「政治家の殺し方」を読み終えた。過激なタイトルのもとで書かれているのは利権との闘い。

この本を読んで、特に気をつけないといけないと思ったことは、情報源としてのマスコミとの付き合い方。同氏は利権を持つものによるマスコミの利用について指摘する。

著者の中田氏は週刊誌に7週連続でスキャンダル記事を連載されたとのこと。週刊誌を自ら買うことのない私でさえ、新聞や電車内の雑誌広告で同氏に関する見出しだけは目にして記憶に残っていた。恥ずかしながら私の認識はそこで完全に止まっていた。
今回この本を読んで初めて、中田氏がその週刊誌に対して名誉毀損で全面勝訴していたことを知った。つまり、私の意識は「詳しいことは知らないけど、この人もダークなところがあるんだな」という、週刊誌の見出しから作り出された何となくのイメージのままであった。本文すら読まず記事の見出しのイメージだけで自分自身の思考を止めてしまっていたことに深く反省した。

ソーシャルメディアの普及でマスコミの影響力は弱まってきたとは言われるものの、それでもまだまだマスメディアは世論形成に重要な位置づけをしめている。それに、ネットで誰もが情報提供できるようになった分、私は逆に旧メディアの取材力に注目する部分もある。

物事の正しい理解のために、これからどうマスコミと付き合うべきかを改めて考える。先ず出来ることは、事象について漠然とイメージとして把握するだけはなく、自分の頭で常に理解する努力を怠らないことだろう。そのためには、書かれていることを決して鵜呑みにしない。そして、事象に関して複数の記事を読む。さらに、できることならば、各分野において信頼のおける情報筋を自分自身で持つということだろうか。




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2012年1月8日日曜日

「買う」から「作る」という発想の転換

お正月ということで、子供と凧で遊ぶことにしました。うちでは毎年、凧を自分で作ります。作り方はとても簡単。必要なのは新聞紙、竹ひご、そしてセロハンテープ少々。凧糸は焼豚を作る用に買ってあったものを借用しました。作り方は以下のとおりです。

  1. 新聞紙一面分を縦に半分に折り上から三分の一くらいのところに適当に直径20センチくらいの丸い穴をあけます。
  2. 竹ひごをバッテンの状態にしてセロハンテープで新聞紙の端っこに止めます。
  3. 5センチくらいの適当な幅に新聞紙を裂いて、足としてくっ付けます。
  4. 穴の空いたところで竹ひごを交わし、そこを凧糸でくくります。
どっかのサイトに紹介されていたものを参考に適当に作りました。制作時間は10分程度でしょうか。これが意外によく揚がるのです。

早速、近所の公園で「どっから見ても新聞紙」の凧を揚げていると、男の子を遊ばせに連れてこられていたママさんから「凄いですね、自分で作られたんですか?」「どうやって作るんですか?」と色々質問されました。どうやら、子供さんがちょうど凧上げをしたいと言っていたけど、最近は凧が売ってなくて手に入らなかったとのこと。一通り上に書いた作り方をさらっと教えてあげると喜んでおられました。

公園からの帰り道、そうか、たかが凧もいざお店で買おうとすると探すのが大変なんだなあと思って、家についた後に何気なくAmazonで「凧」と商品検索してみました。すると検索結果は何と803件!これじゃ、見つかったのは良いけど、今度は選ぶのが大変だ。それにしても、リアルの世界では「探す」ことが大変で、ネットの世界では「選ぶ」ことが大変。同じモノなのに皮肉な組み合わせだなあと思いました。

ありとあらゆるモノが溢れかえる現在、私たちは一つのモノを手に入れるために、探すことや、選ぶことでとても時間と労力を実は使っているように思います。凧揚げをするのに凧は当然必要です。でも凧を買うことは手段であって目的ではありません。凧を揚げるという行為を経験することが楽しいわけで、その楽しみをいかに最大化するかが大切だと私は思います。

今回、凧をささっと自分で作ったことで、それを買うために探しまわったり、選んだりする時間を節約することができました。そして、その分の時間を凧を揚げるという本来の目的に回すことができました。さらに、自分で作ったことによって、「今度は穴をこういう風にあけてみよう。ここにテープをしっかり貼って強度を保とう。」といった新たな工夫の楽しさも味わえました。そして、子供達が遊びにあきたら、新聞紙は古新聞入れに、竹ひごは取っておくとまた来年使えます。凧糸は洗って、次は本来購入された目的である、焼豚づくりの時の出番を待ちます。つまり無駄もありません。

本当に楽しむために、モノを「買う」から「作る」という発想の転換もありなのではないかと思います。



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2012年1月6日金曜日

書くことは戦うこと

2012年、今年一番最初に読んだ本は、曾野綾子さんの「貧困の僻地」。この本は著者が世界各地の極限的な貧困の現場を自らの目で見て感じたことを書いたレポート兼エッセイだ。私は小説を全くといって読まないけれど、小説家の書くエッセイは好んで読む。この本の中で最も印象に残ったのは以下の記述。
ものを書く人々は、一面でもっとも惰弱な作業に従事しているように見えるし、文章を書くという行為は、少しも雄々しくはないが、そこには一種の戦いにも似た緊張感があることも本当だ。
私は全くもって賛同する。自分がブログを書く理由の一つが人前で単に話すこととは違い、実名であえて後に残る文字として世に自分の考えをさらすことで、それに対する賛同・反論の両方を受け取る緊張感を保ちたいからだ。
緊張感の無いところには発展は無いと思う。女優の方々もデビューして、人に見られるという緊張感にさらされるからこそ奇麗になっていくという。

別に非難されてもいいじゃないか。自分自身で一生懸命に考えて、生きてさえいれば。



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米IBM初の女性CEO誕生に見る「変化への対応」

本日の日経新聞夕刊「ニュースな人ヒト」にバージニア・ロメッティ氏が掲載されていた。男女平等が唱われているアメリカでさえ、創業者を除き、女性社長の割合は決して高くない。2009年のデータではForture500社の中でも女性社長はたった12人しかいない。そんな中で、同社が性別に関係なく、本当に有能な人物を選んだことに私は敬意を表したい。
また、同記事によれば、IBMを世界的企業にしたトーマス・ワトソン・ジュニアは以下の言葉を残したとのこと。
「組織が移りゆく世界の挑戦に応えるには、信条以外のすべてを変える覚悟をもたねばならない」
これまで数々の危機に直面しながら、IBMが100年間経営を続けられたのはこの言葉そのものが信条としてあったからなのだろう。この言葉は現代においても、全く色あせていないばかりか、むしろ「組織」という言葉を「個人」に置き換えてもそっくりそのまま当てはまるのではないかと思う。
個人としても職業人として生き残るためには、常に激しく変化が求められる時代。だからこそ、どうしても譲ることができない自分自身の信条については、むしろ確固としたものを持つ必要があると実感する。



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2012年1月4日水曜日

C世代・ジェネレーションCが次の時代をリードする

日経新聞に元旦から「C世代掛ける」という連載が始まった。正月の記事に相応しく、これからの時代をリードするのはどういった人々かということにフォーカスしようとしている。C世代とは、この記事には説明する言葉として以下の記述があった。
コンピューター(Computer)を傍らに育ち、ネットで知人とつながり(Connected)、コミュニティー(Community)を重視する。変化(Change)をいとわず、自分流を編み出す(Create)。ジェネレーションC、未来へ駈ける。
これまで、C世代に等しいジェネレーションC (Generation C)という言葉については、Nielsenが2010年10月に行ったカンファレンスでDDB SydneyのDan Pankraz氏によって以下のような定義付けがあった。
Unlike Gen Y or Gen Z, Gen C is not an age cohort.  “Gen C are teens and 20-somethings that have been “hatched’ out of social media. What ‘C’ stands for has been widely debated. A few years ago it was about Generation ‘Content’ – now it’s about a multitude of things; constant connectivity, collaboration, change, co-creation, chameleons, cyborgs, curiosity. But most of all, Gen C is the ‘Connected Collective’ consumer,” Mr. Pankraz explained.  
【以下拙訳】 
ジェネレーションYやZと違いジェネレーションCは特定の年齢の集団ではない。「ジェネレーションCは10代後半から20代にかけてのソーシャルメディアから生み出された。Cが何を意味するのかは広く論争があった。数年前までそれはコンテントであるということであったが、現在は複数の意味を含んでいる。それらはコンスタント、コネクティビティ、コラボレーション、チェンジ、共同クリエーション、カメレオン、サイボーグ、キュアリオシティである。しかし、それらを総合すると、ジェネレーションCとうのはつながりあう集合的な消費者のことである。」とPankraz氏は述べている。
この引用の冒頭にあるように、ジェネレーションCとはジェネレーション(世代)という言葉が使われているものの、特定の年齢層をだけに限定されるべきものでは決してないと私は考える。
確かに現状は、ジェネレーションCを構成する大多数は生まれながらにインターネットを活用するデジタルネイティブと呼ばれる年齢層に違いがない。しかし、ジェネレーションCを生み出すのは単なる生まれた時期ではない。それらを生み出すのは普及するインターネット、情報端末であり、ソーシャルメディアである。現実、昨年一年を振返っただけでも、スマートフォンとFacebookを始めとするソーシャルメディアの普及は決して若年齢層に限ったものではなく、私の周りでも30代どころか、40代、50代、60代という年齢層にまで浸透してきている。つまり、ジェネレーションCの構成員は日々各世代において出現し、増え続けていると考えるのが正当ではないかと私は考える。

ソーシャルメディアを使い始めると、年齢を問わず、そこで人々は知人とのつながりを深め、自分が所属するコミュニティーの重要性を意識し始める。そして、さらにそこで、自分流のやり方・考え方について意見を求め、行動へと向かう。
元旦の日経記事に比較し、不足しているのはたった一つ「変化をいとわず」という部分だけ。

日経新聞に言われずとも、C世代・ジェネレーションCが日本の次の時代の牽引役になることは間違いない。それは決して、未来を若者任せにするということではなく、全ての世代、年齢層の人々が自らをC世代の構成員として自覚し、自分たちの手でこれからを築きつづける必要があるということ。

デジタルネイティブではない世代に足りないことはただ一つ。
それは「変化(Change)をいとわず」ということだけ。

あと一歩踏み出す勇気だけで、時代は変わります。



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2012年1月1日日曜日

門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし

新年明けましておめでとうございます。

タイトルの言葉は一休さんでお馴染みの一休宗純のものです。
一休さんが言うとおり、お正月が来る度に、人は死に向かって確実に一歩一歩近づいています。これにはどんな偉い人も、どれだけお金を持っている人も逆らえません。
「お正月から死ぬだの何だの縁起でもない」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、私はだからこそ、家族そろって健康に新しい年を迎えることが出来たことに一層感謝します。そして、今年も一日一日を大切に悔いなく生きて行きたいと思います。

今年が皆さんにとって沢山の幸せを心から感じることができる一年でありますように。

今年もよろしくお願いします。



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2011年12月31日土曜日

今年も一年ありがとうございました。

2011年最後の夕焼け
あと数時間で2011年が終ろうとしています。
私にとって、今年はここ数年ずっと自分の頭の中にまとわりついていた何とも言えないモヤモヤとしたものがスーッと晴れていったように感じる一年でした。
それは多分、これまで慣れきってしまっていた組織の理論や、年齢を重ねる度に入り組んでいく人間関係の中で、無意識に本来の自分自身の思考の外側に垢がたまるようにへばりついていた、「他の誰かの価値観」がはがれ落ちたからだと思います。
別に、何か特定の宗教に入信した訳でも、思想グループに入会した訳でも何でもありません。それは、一つには今年出会うことに恵まれた様々な人々から受けた素敵な刺激によるものであることに間違いがありません。
そして何より、もう一つは3月11日におきた出来事。このことで多くの方々と同じように、私自身も限りある人生で本当に大切なことは何かを深く考えさせられました。

悲しかったこと、楽しかったこと全てひっくるめて色んなことのあった一年でした。
改めて、この一年を振返り、家族、昔からの友人、新たに出会えた友達、全ての人に感謝します。

ありがとうございました。


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2011年12月29日木曜日

今年読んだ主な本の棚おろし。

今年読んだ主な本を棚おろししました。
ジャンルは図書館分類法ではなく、あくまで私の感覚による適当な分類です。


イノベーション関連
自分の中でイノベーションは近年常に仕事・プライベート両面においてテーマでした。

創発的破壊 未来をつくるイノベーション
MITメディアラボの伊藤穣一氏が書かれた創発民主制という論文を知って以来、創発について勉強してみようと思い、その言葉がタイトルに書かれているこの本を読んだ。このテーマ(創発)の探究は来年にも続く。




発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
ご存じIDEO社のデザイン思考学習のため。







The Innovator's DNA: Mastering the Five Skills of Disruptive Innovators
イノベーションのジレンマで有名なクリスチャンセン氏の名前があったので読んでみた。中身としては特に新たな発見はなく、どれだけイノベータの素養があるかのチェックリストばっかりで少々期待外れ。




生き方・仕事観

今年はこれまで以上に自分の職業観について考えることが多かったです。

ムハマド・ユヌス自伝―貧困なき世界をめざす銀行家
貧困者撲滅のためのマイクロファイナンスの銀行、グラミン銀行を築き上げたユスヌ氏の自伝。
どんなに無理といわれるようなこと、環境でも、常識を全く覆す発想で信念を持って一歩一歩進む大切さを学んだ。




奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録
絶対に無理と言われた無農薬でのリンゴ栽培を実現した人のお話。信念に基づく思考錯誤の大切さ、人間・農業の自然というエコシステムの中における相対的な位置づけを実感。子供が大きくなったら読ませたい本。




前に進む力
TechWaveでお友達の跡部さんの書かれた本。たとえ困難に出会っても「自分の人生を生きる」ということの大切さをあらためて教えてくれる良い本です。






奇跡の教室 エチ先生と『銀の匙』の子どもたち
灘校で長年教えられていた先生のお話。詰め込み教育とは全く逆の一冊の本をとことん掘り下げる教え方。教育の本質とは何かを気付かせてくれます。





自分をいかして生きる (ちくま文庫) 
「仕事とは自分の課題と社会の課題が重なるところにある。」
私はこの言葉に大いに共感しました。





自分の仕事をつくる
上記の本を読んで、同じ著者のものを続けて読みたくなりました。
世の中でいい仕事をされている人の働き方を具体例で紹介しています。




哲学

哲学入門 (ちくま学芸文庫) [文庫]
ものごとを考えることはどういうことかについて書かれています。






人間自身―考えることに終わりなく [単行本]
Amazonのレコメンドで偶然出会った本。実際読んでみると、本質ってやっぱりそうだよねって、共感することばかりでした。実際に会って、お話をしてみたいなあとおもいましたが、残念ながらこの著者はもうこの世にはいません。




公共哲学 政治における道徳を考える (ちくま学芸文庫) [文庫]
ハーバード白熱教室が面白かったので、これも読もうと思いました。
しかしながら正直、私には難しすぎて、まだちゃんと理解できてません。
また機会を見つけて読み直します。




古典
鎌田浩毅氏の「座右の古典 ―賢者の言葉に人生が変わる」で紹介されていた本を極力読む努力をしました。

西郷南洲遺訓―附・手抄言志録及遺文 (岩波文庫) [文庫]
著書を残さなかった西郷隆盛が口述したものを文章にされたものです。いい事を言っているみたいだけど、日本語が難しすぎて消化不良になりました。





話し言葉で読める「西郷南洲翁遺訓」 無事は有事のごとく、有事は無事のごとく (PHP文庫) [文庫]
上記原作が消化不良だったため、現代語訳で補習しました。







Walden; Or, Life in the Woods (Dover Thrift Editions)








方法序説 (岩波文庫)
有名な「われ思う、ゆえにわれあり」がこの本に書かれていることを、知らずに読んでいました。イメージにそぐわず、意外と読みやすいです。






読書について 他二篇 (岩波文庫)
「読書は他人に考えさせること。自分でちゃんと考えることが大事だよ。」と言っています。現代に置き換えると、「ネットで検索ばかりしてないで、自分で考えなさい。」というところでしょうか。




職業としての政治 (岩波文庫)
約100年も前の本ですが、生々しさは今に通ずるものがありした。






「いき」の構造 (講談社学術文庫) [文庫]
日本の美学を知る上でヒントとなる一冊でした。







スティーブ・ジョブズ関連
私達の業界では、特にここ数年、あまりにも劇的でこの人の動向に目が離せませんでした。

スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則








スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
18の法則ですが、伝えるメッセージは一つ、シンプルであること。それに尽きるように思います。






スティーブ・ジョブズ I・II [ハードカバー]
20世紀にコンピュータという分野で最も一般の人々に影響を与えた人物の伝記。私たちの業界にいる人達からは間違いなく畏敬の念で読まれます。でも、全く生きている世界が違う人達にとっては奇人変人物語に映る可能性もあるかもしれません。








マーケティング
ソーシャルメディア、スマートフォンの普及で人々の消費活動や商品選択の基準が大きく変わったことを再認識しました。


Marketing 3.0: From Products to Customers to the Human Spirit
マーケティングの権威であるコトラー教授の最新理論。これまでのマーケティングの考え方だけでは通じない世の中の到来が語られています。





シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略
これまでの消費というスタイルが時代遅れになっていることを語っています。やはり原書のタイトル"What's mine is yours"(私のモノはあなたのモノ)という方が中身にしっくりきます。




百度式600万人中国観光客を呼び込む方法
著者である旧知のBaidu 陳海騰駐日首席代表から頂きました。日本に訪れる中国人をターゲットとしたビジネスの可能性を感じます。ただし、東日本大震災後の影響が気になります。





WIRED (ワイアード) VOL.1,VOL.2
インターネット旧世代には懐かし雑誌が復刊したので買いました。Vol.1はプレミアが付いて古本がアマゾンで高値で売られています。



Vol.2は奇しくもスティーブ・ジョブズの追悼号になりました。






情報社会・文明論関連

情報社会のいま ―あたらしい智民たちへ
TechWave湯川編集長ご推薦の本。時代の大きな潮流を理解するための良書です。






情報の文明学 (中公文庫) [文庫]
梅棹氏の時代を読む感覚に脱帽しました。







梅棹忠夫 語る (日経プレミアシリーズ)
上に同じ。








ソーシャルメディア関連
今年は本当にソーシャルメディアの可能性について、ワクワクする一年でした。今の私にとって、ソーシャルメディアとの出会いは数少ない運命の必然のように思いました。

新ソーシャルメディア完全読本 フェイスブック、グルーポン・・・これからの向きあい方 (アスキー新書) [新書]
これまで講演等で直接話を聞いた中で最も共感した経営者であるLooops Communications斉藤さんの著書。この本は一人でも多くの人に読んで欲しくて、社内外で10冊は配りました。





ソーシャルメディア・ダイナミクス ~事例と現場の声からひもとく、成功企業のソーシャルメディア戦略~ [単行本(ソフトカバー)]
同じく、斉藤さんの著書です。企業でのソーシャルメディアの取組みを具体例で解説されています。






ソーシャルシフト―これからの企業にとって一番大切なこと
斉藤さん渾身の最新書です。







ソーシャルメディア進化論
ソーシャルメディアについて、ご自身の経験をもとに表情に体系的にまとめられています。






フェイスブック 私たちの生き方とビジネスはこう変わる (現代プレミアブック) 
新しい時代のオピニオンリーダーの著。タイトルはフェイスブックですが、フェイスブックに関わらず、ソーシャルメディアを通じた価値観の変化について書かれています。





できるポケット Facebookをスマートに使いこなす基本&活用ワザ150
Facebookを初めたばかりの方に、使い方のHow toをわかりやすく解説した本。ただし、Facebookは頻繁にインターフェイスが変わるため、少し違っているところがあるかも。





3つのレベルごとに効率よくマスター Facebookページ制作 パーフェクトガイド
TechWave大阪でお友達の加藤さんの書かれた本。Facebookページを運営する実務者の方にはお勧めの非常にまとまったいい本です。






オバマ現象のカラクリ 共感の戦略コミュニケーション(アスキー新書)
ソーシャルメディア先進国アメリカでの社会的な影響を勉強したかったので読みました。






YouTube 時代の大統領選挙 ( 米国在住マーケターが見た、700日のオバマキャンペーン・ドキュメント) 
上に同じです。







Web制作関連
業界動向の必要最低限のキャッチアップです。

web creators特別号 HTML5+CSS3 次世代Webコーディングの超・最新動向 (インプレスムック エムディエヌ・ムック)








HTML5・JavaScript・CSS3アプリケーション開発入門 (日経BPパソコンベストムック) 








Web Designing (ウェブデザイニング) 2012年 01月号 [雑誌] 
これに目を通すのは毎月のルーティンの一部です。







スマートフォン関連

スマートフォン・マーケティング―ブランドアプリに見る企業のコミュニケーション戦略 (宣伝会議Business Books) 








オーシャンズ増刊 はじめよう!スマートフォン 2011年 06月号
主にセミナーでお話しするネタ本として利用させてもらいました。






Androidアプリ100%厳選コレクション 2011年 06月号
上に同じ。







入門IPv6ネット―IPv6 Networks Basic Guide
IP枯渇が話題になり、基本を押さえるために読みました。







業務効率化


Google Appsではじめるオフィス・イノベーション [クラウド型アプリのはじめ方・使い方] 
「クラウドって結局何か良くわからない」という方は、先ずこの本を使ってGoogle Appというアプリケーションを使ってみて下さい。「なんだこういうことか」、「こりゃ便利」というのが実感できます。




たった一度の人生を記録しなさい 自分を整理・再発見するライフログ入門

この著者のお陰で私は長年の課題であった名刺管理から開放されました。






日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方
小規模な組織を運営する上で非常に参考になりました。







イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

私自身はどちらかというと斜め読みしただけで、会社の若手に頭の整理のヒントとして読んでもらいました。






佐藤可士和のクリエイティブシンキング

上の本と同じ位置づけです。







読み物


数学は世界を変える あなたにとっての現代数学








フェルマーの最終定理 (新潮文庫) 


フォークの歯はなぜ四本になったか 実用品の進化論 (平凡社ライブラリー)
デザインが決定されることについての考察。ちなみに、この本でどうしてアメリカとヨーロッパではナイフとフォークのマナーが違うのかが分かりました。





隠れた脳―好み、道徳、市場、集団を操る無意識の科学
人間の脳の特性として、理性の前にある無意識の範疇での判断に対する影響の怖さを思い知ります。






ビジネス読み物

失敗学のすすめ








ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階
自社はどうなんだろうと思い、読みました。







顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか 








グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ
グーグルの生い立ちとこれから向かおうとしている方向について、内部の目から一気通貫で読めます。






新訳 ゲリラ戦争―キューバ革命軍の戦略・戦術 (中公文庫) 
チェ・ゲバラの映画を観て、本人の書いた文章を読みたいと思いました。タイトルはおどろおどろしいですが、戦略論としてビジネス界においても応用可能なことが多々あります。





Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2011年 04月号 [雑誌] 
HBSは高いし、記事は特に新しくないし、日本語もこなれていないので気になる号だけ。




3.11以降の日本について

日本の未来について話そう








緊急出版 三度目の奇跡 日本復活への道








Newton (ニュートン) 2011年 06月号 [雑誌]
福島原発の事故について、正確な理解をしたいと思い読みました。












国内政治

悪党―小沢一郎に仕えて
一言で言うと、政治家は大変だなあといったところです。
特にそれ以上でも、それ以下でもない内容です。






日本改造計画
田中角栄の日本列島改造論にタイトルは似ていますが、そのビジョンや迫力には全く及びませんでした。






日本中枢の崩壊 
かっては日本繁栄の牽引役とされた官僚に対して、何とも悲しくなる内容でした。






国会議員の仕事―職業としての政治 (中公新書)








体験ルポ 国会議員に立候補する (文春新書) 








未分類


Even Happier: A Gratitude Journal for Daily Joy and Lasting Fulfillment 
(ハーバードの人生を変える授業の原書)
各章の名言やフレーズは良かった。でも人生を変える一冊ではなかった。






Theory U: Leading from the Future as It Emerges : The Social Technology of Presencing (BK Business) (U理論の原書)








授業では時間切れになった日本史 (KAWADE夢文庫) 
今ひとつ、記憶に残らない内容でした。







世界名言集
毎週会社に掲示している「今週の名言」のネタの一つとして利用。岩波からなので、文学作品からの引用がほとんど。