クリスマスイブの今日、小さい荷物が届きました。箱を見ると「商品在中」「Galaxy SII 宇宙飛行士充電スタンドプレゼントキャンペーン」と書いてあります。おおっ!当たった!随分と前にSamsungがやっていたプレゼントキャンペーンに応募したものが当選して、商品が送ってきました。これは何と素敵なクリスマスプレゼント!
自分で応募したので、当然ながら商品は分かっています。中身はスマートフォンの充電用のスタンド。スマートフォンはバッテリーの減りが早いため、さっと立てて充電できるクレードルがあるといいなと思って、応募したのでした。
ワクワクして中身を空けました。すると、「あれ?なんじゃこりゃ?人形だけ?電源は?」という言葉がつい出てしまいました。宇宙飛行士の充電スタンドは右の写真のようものでした。つまり、このスタンドは、単に充電している時にGalaxy SIIを立てておくことができるとというだけのものでした。ですので、USB給電するポートもありません。まあ、ただでもらったものですので文句は言うことはできないのですが、正直これだったら全く欲しくなかった。
まあ気を取り直して、「折角当たったことだし、実際に持たしてみるか」と思って、宇宙飛行士の手にGalaxy SIIを持たせようとすると。。ありゃ、ハマらない。。それもそのはず、私のGalaxy SIIは薄いケースに入れているため、その厚みがあって入りません。試しにケースを外すと確かにピッタリと入りました。んー、それにしても、私の周りには全く同じ機種をもっている人が3人居ます。その全員が同じようなケースに入れて使っています。毎日、充電する度にケースを付けたり外したりすることはどう考えてもありません。正直、もうちょっと考えて欲しかったです。
結局、置くだけでは充電できない。さらに、スマートフォンをケースから外さずには持たせることができない、となると、この宇宙飛行士さんには折角クリスマスイブに来ていただいたにも関わらず、私はこれから一切使うことはないでしょう。
果たして、折角、手に入れても使うことがないのは私だけでしょうか?今日、箱を開けられて、同じように感じられている方が少なくないのではと思います。もしくは、まだそう思っていなくても、これまではUSBの抜き差しだけしていれば良かったものを、あえてこの宇宙飛行士の手に毎日ちゃんと持たせて行く人がどれだけいるでしょうか?
キャンペーンプレゼントとは言え、あと一歩利用者の立場に立って商品開発されていれば、この宇宙飛行士さんは皆さんに喜ばれながらモノとして生まれた使命と寿命を全うしたであろうにと思います。私はこの宇宙飛行士さんが何千個、何万個作られたのかは知りませんが、恐らくそれらがまともに使われることもなく結果的には捨てられて行くであろうことに、残念かつ怒りにも似た感情をいだきます。
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