2011年12月12日月曜日

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で感じたこと

先日、幸運にもユニバーサル・スタジオ・ジャパンのチケットを譲っていただいたので、約7年ぶりくらいに行ってきました。前回の訪問時との大きな違いは、今回は6歳と4歳の子供を連れて行ったことです。

子供達は幼稚園のお友達から楽しかったことを聞いていたらしく、行く前から大変楽しみにしていました。そして当日は目の前で繰り広げられる色んなショーやアトラクションに魅せられていました。その反面、普段テレビもあまり見ていないうちの子供達にとっては、ちょっと刺激がきつかったかなと感じることも正直ありました。そして、最後は巨大なクリスマスツリーが点灯され幻想的な雰囲気を堪能し、帰りの車中でも興奮さめやらぬまま家まで帰りました。
それにしても、改めてアメリカ資本のエンターテインメントの完成度の高さにはやはり圧倒されました。子供達が大きくなっても、きっと初めてのUSJはよく覚えていることでしょう。

でも、刺激が強くて圧倒されるようなパフォーマンスであるがゆえに、ちょっと複雑な気持ちにもなってしまいました。USJはそれなりのお金を払うと、それ以上の楽しみや満足感を与えてくれます。確かにそれはそれで素晴らしく、文句を言うつもりは全くありません。ただ、私としては子供達にはそんなUSJでの驚きや圧倒するような演出とは全く違う、言わば毎日の延長線のいたるところにも、楽しさを感じ続けることができるような人であって欲しいなあと、ふと思いました。
上手く言えませんが、例えば、夏ならセミ取りでセミにおしっこを引っかけられてギャーと言ったり、海で水中眼鏡をつけて足下を泳ぐ魚に驚いたり。秋だったら栗拾いに行って、拾った栗から虫がにょろっと出て大騒ぎしたり。冬ならソリに乗って転んで、顔中雪だらけになって、おまけに服の中まで雪が入って、パンツまでベチョベチョになったりと。

いつしか子供達がそれなりに大きくなって、「今までで一番楽しかった想い出は何?」と聞いた時に、「USJ」や「ディズニーランド」という答えがもし帰ってきたとしたら、私はきっと寂しく感じるでしょう。



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