2012年1月6日金曜日

米IBM初の女性CEO誕生に見る「変化への対応」

本日の日経新聞夕刊「ニュースな人ヒト」にバージニア・ロメッティ氏が掲載されていた。男女平等が唱われているアメリカでさえ、創業者を除き、女性社長の割合は決して高くない。2009年のデータではForture500社の中でも女性社長はたった12人しかいない。そんな中で、同社が性別に関係なく、本当に有能な人物を選んだことに私は敬意を表したい。
また、同記事によれば、IBMを世界的企業にしたトーマス・ワトソン・ジュニアは以下の言葉を残したとのこと。
「組織が移りゆく世界の挑戦に応えるには、信条以外のすべてを変える覚悟をもたねばならない」
これまで数々の危機に直面しながら、IBMが100年間経営を続けられたのはこの言葉そのものが信条としてあったからなのだろう。この言葉は現代においても、全く色あせていないばかりか、むしろ「組織」という言葉を「個人」に置き換えてもそっくりそのまま当てはまるのではないかと思う。
個人としても職業人として生き残るためには、常に激しく変化が求められる時代。だからこそ、どうしても譲ることができない自分自身の信条については、むしろ確固としたものを持つ必要があると実感する。



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