2010年12月29日水曜日

生きがいについて

神谷美恵子さん著「生きがいについて」という本を読み終えた。本書は今から44年前に出版されたもの。中身は難病であるハンセン病の患者さん達の精神科医師として接してこられた経験をもとに、人間の生きがいについて深い洞察と思考で語られている。
私の稚拙な文章力では残念ながらこの本からうけた啓示を正確に表現するすべがない。ただひたすら、著者の様々な真理をつく問いかけに圧倒される。
慌ただしい年末を迎え、おそらく今年最後に読む本になるだろう。しかし、同時にまた何時となく間違いなく読み返す本になるだろう。心から出会えて良かったと思える本で一年を締めくくることができ幸運である。

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