2010年11月12日金曜日

ソーシャルメディアってそもそも何?

Web関連業界は「ソーシャルメディア」で毎日話題が持ちきりだ。では、そもそもソーシャルメディア」とは?
Wikipediaによると「ソーシャルメディアは、インターネットやウェブに基づく技術を用いて、 ブログやtwitterのつぶやきのような一方方向の独り言を多くの人々に伝えることによって、 多数の人々が参加する双方向的な会話へと作り替える。 ソーシャルメディアは知識や情報を大衆化し、大衆をコンテンツ消費者側からコンテンツ生産者の側に変える。」となっている。
私の勝手な解釈としては、一言で言うと「情報発信の民主化ツール」ではと考える。
これまで情報はマス四媒体といわれた「テレビ、新聞、雑誌、ラジオ」と「インターネット」によって供給されてきた。ところが、これらの情報はインターネットを除いて、なんらかのフィルタや意図をもって発信された。たとえば新聞の場合であれば記者が書いたものはデスクのフィルタを通った。テレビの場合はCMのスポンサーの顔色をうかがった。そんな中、唯一例外のインターネットは個人の意思で情報発信を可能にさせた。しかし、何だかんだいっても、情報発信にはそれなりの知識と手間は必要とされた。そこで、ブログやツイッターの登場で、一挙に個人が簡単に、しかも携帯からいつでもどこでも情報発信が可能となった。ついに、一個人が多数に対して、誰の手もかりず自由に発言できる権利を得た。だから、私はこれらソーシャルメディアと呼ばれるものは情報発信の民主化ツールであると考える。
民主主義には常に責任と義務が伴う。ソーシャルメディア利用者にとって、この責任と義務とは何かを徹底的に議論する必要があると私は思う。

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